The Terminal for Pilgrimage - Nimes

フランスのニームの街中で展開された参加型の作品。街中の数カ所にカスタムのフォトブースを設置、観客は自分の顔を撮影してプリントすることができる。が、1箇所でプリントできるのは顔の一部分だけで、顔全体を完成させるためには、その他の場所を巡らないといけない。時空が隔てられた自分自身と出会っていくという巡礼の旅をモチーフにした体験として設計された。夜になると町中心部にある遺跡の壁に、参加した全員の顔の部分がランダムに組み合わされた「街の顔」が現れる。後にYCAM5周年企画として湯田温泉でも展開された。