Post LO

個展「LO」(WAITINGROOM, 東京)のために制作された、郵便網を利用したパフォーマンス的メールアート作品。展示製作〜会期中にNYから東京の会場に3色の封筒を不定期的に投函。届いたものを指定された順番に貼っていく事で、ドット絵で表現された展示タイトル「LO」が完成する。インターネットの最初の実験の時に、LOGINと送信しようとしたところ、LOまでが送信された時にシステムがクラッシュしたと言うエピソードを肯定的に捉え、そこから取られたLOという2文字が郵便による遅延、誤配、不配達を受け入れつつ、会場で完成する。宛先の書き方や住所の指定を不完全にしたり、いたずらを仕込み、エラーを誘発したが、最終的に全ての封筒が届き、ドット絵は欠けなく完成した。