I randomly love you / hate you
メッセージアプリ上で、“I ○○ love you” (私はあなたを○○愛している)/ “I ○○ hate you” (私はあなたを○○憎んでいる)という会話が2者間で繰り返されている作品。○○に挿入される副詞は、300種類ほどの選択肢からランダムに選ばれている。生成される言い回しは、英語としてぎりぎり意味が通じるが一般的に使われないものであったり、少々違和感のある表現が使用されている。また、2者間の感情が右と左のモニターで逆になるように設定されている。「love」「hate」という人間の強い感情であるはずの言葉が、機械上では淡々と処理され続ける情報に過ぎないというコントラストを見せている。