ASCII sutra-transcribing
アスキーアート(文字の濃淡を使い、文字のみで画像を表現する古くからある技法)の一文字一文字をコンピュータが読み上げ、人間がそれを写経のように書き取ることで、最終的にグラフィックが生成されるというパフォーマンス作品。実際の写経と同じように、人間は「写しとる」ことのみに集中すればよく、内容を理解する必要がないが、正しく書くことで最終的に画像が出現する。東京都庭園美術館で最初に行われたパフォーマンスでは、観客にも書きとるための紙が配られ、参加することが促された。使用された文字は般若心経から選ばれたが、生成されたイメージは絵文字の?だった。