本日は開館しております(10:00-20:00)
© Licensed by COMPASS FILM SRL – Rome – Italy. All Rights reserved.

『暗殺のオペラ』

同時上映 『暗殺の森』、『シェルタリング・スカイ』、『ラストエンペラー』

1F ホール

2018.7.218.10

  • 公式ホームページ → http://strategiadelragno2018.com/

  • お問い合せ:コピアポア・フィルム 080-7005-5233
  • 上映期間:2018年7月21日(土)~8月10日(金)
  • 休映日:毎週月曜日

■上映作品
『暗殺のオペラ』
『暗殺の森』
『シェルタリング・スカイ』
『ラストエンペラー』

■上映時間はこちらをご覧ください。

・全席指定/190席
・定員入替制/立ち見不可/事前予約不可
・当日午前10:00より、その日の全ての上映回について受付を開始いたします。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。

■料金 ※当日券1枚につき、いずれかの作品を1回のみ鑑賞できます。
当日券:一般1,800円/学生1,500円/シニア・中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方1,100円
各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 1,500円
○ 当館での展覧会、映画の半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 1,500円
○ (公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,500円
○ MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス(但し、MIカード(スタンダード)を除く。)提示1,500円
○アトレビューSuicaカード、JREカード提示 1,500円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上、お二人揃ってご購入の場合・要証明) 2人で2,200円
○ 当館が発行する映画優待割引引換券(支援会員)持参者 1,500円


『暗殺のオペラ』

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レジスタンスの指導者だった父を殺したのは誰だ?
死の謎を追う息子がやがて知る驚愕の真実!

『ラストタンゴ・イン・パリ』『ラストエンペラー』
ベルナルド・ベルトルッチ監督作品

北イタリアのとある小さな町に降りたつ男。彼の父はかつてこの町でレジスタンスの闘士として活躍しファシストの手によって殺されていた。父の愛人から犯人を突きとめて欲しいと頼まれた男は、父の死の真相を探る為にやってきたのだ。当時の関係者に話をききにいく彼。ヴェルディのオペラ“リゴレット”やシェイクスピアの“マクベス”からの引用を散りばめながら語られる父の姿。彼はやがて驚くべき事実に直面するが…。
現代ラテン・アメリカ文学の鬼才ホルヘ・ルイス・ボルヘスの伝奇集“裏切り者と英雄のテーマ”から着想を得て、小説の舞台アイルランドを北イタリアの架空の町に置き換え大胆に脚色。ベルトルッチが弱冠30歳の若さで作りあげた奇跡の傑作!

ジュリオ・ブロージ  アリダ・ヴァリ
脚本:ベルナルド・ベルトルッチ、マリル・パロリーニ、エドゥアルド・デ・グレゴリオ
原作:ホルヘ・ルイス・ボルヘス <伝奇集>より「裏切り者と英雄のテーマ」による(岩波文庫)
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ、フランコ・ディ・ジャコモ
音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ、アルノルト・シェーンベルク、ミナ・タネンバウム
製作:ジョヴァンニ・ベルトルッチ
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
1970年/イタリア/99分
1971年ヴェネチア国際映画祭 ルイス・ブニュエル賞受賞


『暗殺の森』
©1971 Minerva pictures Group All rights reseived.

『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972)、『1900年』(1976)など常に世間を挑発する問題作を発表し、『ラストエンペラー』(1987)で世界的な成功をおさめたベルトルッチ監督。彼 の日本デビュー作で、公開から40年以上経た現在も“最高傑作”の呼び声が高い作品。イタリア文学の巨人アルベルト・モラヴィアの『孤独な青年』をもとにつくられた本作は、第二次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、幼少期の性的トラウマを抱える青年がファシストの暗殺者へと変貌を遂げるさまをクールな映像美で描く。反ファシズム運動家の大学教授殺害を命じられた青年は教授夫妻に近づくが、若く美しい夫人に心を奪われて……。主人公の心象風景としてファシズムに席巻されたヨーロッパの荒廃を巧みに表現したデカダンス風味のフィルム・ノワール。

1970年/イタリア+フランス+西ドイツ/115分
監督・脚本:ベルナルド・ベルトルッチ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダ


『シェルタリング・スカイ』
©The Sahara Company Limited & Tao Films SRL.1990

第2次世界大戦後まもない1947年。かつての愛と夢を取り戻すために北アフリカにやってきたアメリカ人夫婦が、過酷な砂漠の旅を続けるうち、かえって愛を見失い、それぞれの内なる孤独が露わになってゆく…。アカデミー賞9部門に輝いた『ラストエンペラー』に続くベルナルド・ベルトルッチ監督作品。ポール・ボウルズの原作をもとに、夫婦が彷徨うアフリカの砂漠や街を、エキゾチックかつ壮大な映像美で描く。撮影はベルトルッチの盟友であり、三度のアカデミー撮影賞受賞(『地獄の黙示録』『レッズ』『ラストエンペラー』)でも知られる名匠ヴィットリオ・ストラーロ、音楽は前作と同じく坂本龍一が担当。出演はデブラ・ウィンガー、ジョン・マルコヴィッチほか。

1990年/イギリス/138分
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
脚本:マーク・ペプロー、ベルナルド・ベルトルッチ
原作:ポール・ボウルズ『極地の空』
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:坂本龍一 製作:ジェレミー・トーマス
出演:デブラ・ウィンガー、ジョン・マルコヴィッチ、キャンベル・スコット、ジル・ベネット、ティモシー・スポール


『ラストエンペラー』
©Recorded Picture Company

ベルトルッチ監督が、清朝最後の皇帝溥儀の生涯を絢爛豪華に描いた歴史大作。わずか3歳で皇帝の地位につきながらも、近代化の嵐のなか、孤独な日々を送らざるを得なかった溥儀。1950年中国人戦犯として護送される最中、自殺を図る彼の脳裏に幼き日の情景が蘇る。中国現代史を背景に、愛憎、別れと出逢い、嫉妬と情熱、陰謀、政治、師弟愛、親子の情など、幾多の要素がドラマティックに織りなされる。実存する紫禁城で撮影された即位式は、幼い溥儀に500人の家臣がかしずく圧巻のシーンである。87年アカデミー賞では作品、監督、撮影、脚色、編集、録音、衣装、美術、作曲の9部門を受賞。出演のほか音楽も担当した坂本龍一は、日本人初のアカデミー作曲賞を受賞した。

1987年/イタリア・イギリス・中国/163分
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
脚本:マーク・ペプロー、エンツォ・ウンガリ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:坂本龍一、デイヴィッド・バーン、蘇聡
製作:ジェレミー・トーマス
出演:ジョン・ローン、ジョアン・チェン、ピーター・オトゥール、坂本龍一

関連イベント

トークショー
2018年7月21日(土) 「暗殺のオペラ」16:00の回上映後  終了致しました
【登壇者】廣瀬 純さん(映画批評家)
※予告なく変更になる場合がございます。
※トークショーの回は予告編の上映がございません。本編からの上映となります。
トークショー
2018年7月22日(日) 「ラストエンペラー」16:00の回上映後  終了致しました
【登壇者】 岡本 太郎さん(翻訳家・ライター)
※予告なく変更になる場合がございます。
※トークショーの回は予告編の上映がございません。本編からの上映となります。